【開催御礼】10月市場へのご参加ありがとうございました!&秋を深める「帯揚げ・帯締め」の効かせ技
皆様、おはようございます。にしかわ真田会です。
今週10月19日(月)・20日(火)に開催いたしました「10月市場」は、おかげさまをもちまして無事に終了いたしました。ご来場いただきました買主様、そして素晴らしいお品物をご出品いただいた売主様へ、スタッフ一同心より御礼申し上げます。
さて、10月もいよいよ終盤に入り、朝夕の肌寒さが日ごとに増してまいりましたね。木々の色づきも深まり、いよいよ秋本番のお召し物が美しく映える季節となってまいりました。
今回は、落ち着いた秋の着物姿にさりげない季節感を添える「帯揚げ・帯締め」のカラーコーディネートについてお届けいたします。

【大人の和文化】「帯揚げ・帯締め」で魅せる秋の表情
裏地のついた「袷(あわせ)」の着物は、全体に凛とした重厚感が生まれるのが魅力です。そんな秋の装いにおいて、ほんの数センチの幅で全体の印象をガラリと変えてくれるのが「帯揚げ」と「帯締め」の存在です。
◆ 「こっくり秋色」を小面積で効かせる
洋服でも秋になると深みのある色が恋しくなりますが、着物の世界でも小物に秋の色を効かせるのが粋な嗜みです。
おすすめの秋色: 深い葡萄(えび)色、焦げ茶、芥子(からし)色、濃い朱赤、蘇芳(すおう)色など
コーディネートのコツ: 全体を同系色でまとめる中に、帯締め一本だけ「熟した柿のような朱赤」や「深い深緑」を差すと、キュッと全体が引き締まり、立体感が生まれます。
◆ 質感(素材)で秋を纏う
色だけでなく、素材の質感にも季節感を込めることができます。
帯揚げ: 軽やかな絽や紗から、ふっくらとした「ふくれ織」や「ちりめん(縮緬)」に切り替えることで、温もりのある陰影が生まれます。
帯締め: 少し太みのある組紐や、深みのあるグラデーション染めのものを選ぶと、秋の着物や帯の重厚感に負けない美しいバランスが整います。
見えそうで見えない胸元や帯周りに、季節の移ろいをそっと忍ばせる。これこそが、大人の和の装いがもつ真骨頂と言えます。
風が澄み渡り、お出かけが一段と楽しくなるこれからの季節。お気に入りの着物と帯に、秋色の小物を添えて散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。
朝夕と日中の寒暖差が大きい折ですので、どうぞ暖かくして豊かな週末をお過ごしください。

