【大人の和文化】深秋の佳き日を彩る「訪問着・付下げ」の華やぎと品格
皆様、おはようございます。にしかわ真田会です。
新しい1週間が始まりました!10月もいよいよ最終週を迎え、朝夕の冷気には冬の気配すら感じられる季節となってまいりましたね。街の木々も見頃を迎え、美しい紅葉の便りが各地から届く頃となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
11月(霜月)を直前に控えたこの時期は、七五三のお参りやお祝い事、秋の大茶会、各種ご催事や演奏会など、格調高い和装で集う「晴れの日」が多くなる特別なシーズンです。
今回は、そんな秋の佳き日にふさわしい「訪問着・付下げ・色無地」の装いと、品格ある装いの嗜みについてお届けいたします。

「晴れの日」を慈しむ和のドレスコード
フォーマル・セミフォーマルの装いは、自分自身を美しく見せるだけでなく、「お招きいただいた場や主催者様、周りの皆様への敬意を表す」という大切な意味を持っています。
◆ 「訪問着」と「付下げ」の魅力
訪問着: 肩から袖、裾にかけて絵画のように模様がつながる「絵羽(えば)模様」が特徴です。お祝いの席やお茶会、ご催事に華やかで洗練された気品を添えてくれます。
付下げ: 訪問着よりも少し控えめに、模様がすべて上を向くように仕立てられたお着物です。主張しすぎない奥ゆかしさがあり、七五三のお付き添いやちょっとしたパーティ、お茶会などに非常に重宝します。
◆ 万能の美「色無地」に家紋を添えて
一色で染め上げられた「色無地(いろむじ)」は、帯合わせによって慶事(お祝い事)にも弔事にも着用できる万能のお召し物です。
一つ紋を入れることで格が上がり、格調高い袋帯を合わせれば、七五三やお茶会でも洗練された立ち姿を演出できます。
◆ 帯合わせで完成する「格」と「季節感」
晴れやかの場では、金銀糸や蒔絵調の豪華な袋帯を合わせるのが基本ですが、秋の深まりに合わせて「有職(ゆうそく)文様」や「吉祥文様」、あるいは紅葉や松竹梅などの季節を映した意匠を選ぶと、より一層趣が深まります。
澄み渡る秋空の下、ご家族の節目や伝統文化に触れるひとときは、人生の中でも心に残る温かな時間です。
心弾む秋のお出かけに向け、お気に入りの着物と帯を整えながら、素敵な深秋のひとときをお過ごしください。
今週も皆様にとって実り多き素晴らしい1週間となりますように。

